英語が伸びる人は必ず「自分のレベル」を知っている理由

英語と思考・人生

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この記事は英語講師歴20年、オンライン英会話スクール「Coogee English Online」運営の筆者が解説しています。

英語が伸びないと感じる人に共通していること

一生懸命勉強しているのに伸びている実感がない理由

困った顔をしている卵のイラスト

英語を勉強している人の中には、「こんなに勉強しているのに、なかなか伸びている気がしない」と感じる人も少なくありません。単語を覚えたり、リスニングを練習したり、教材を使って学習を続けているのに、自分の英語力がどれくらい変わっているのかが分からない。そう感じる瞬間は、多くの学習者が経験するものです。

英語学習では、努力の量と実感が必ずしも同じタイミングで現れるとは限りません。毎日少しずつ学習を積み重ねていても、その変化がすぐに目に見える形で現れるわけではないことがあります。そのため、「本当に前に進んでいるのだろうか」と不安になることもあるかもしれません。

自分の英語レベルが分からないまま勉強している

英語が伸びないと感じる人に共通していることの一つが、自分の英語レベルをはっきりと把握しないまま学習を続けているという点です。目標として「英語が話せるようになりたい」と考えていても、現在の自分がどの位置にいるのかが分からなければ、学習の方向も見えにくくなります。

例えば、地図を持たずに目的地を目指して歩いているような状態を想像してみてください。進んでいるつもりでも、本当に正しい方向に向かっているのかが分からないと、不安になってしまいます。英語学習でも同じように、現在のレベルが見えていないと、どの勉強を優先すればよいのか判断が難しくなることがあります。

できていない部分ばかりに目が向いてしまう

もう一つよく見られるのは、できていない部分ばかりに意識が向いてしまうことです。英語学習では、どうしても「もっと話せるようになりたい」「もっと聞き取れるようになりたい」という思いが強くなります。そのため、まだできないことばかりが目に入り、自分が積み重ねてきた変化に気づきにくくなることがあります。

しかし、振り返ってみると、以前よりも理解できる単語が増えていたり、短い会話なら内容をつかめるようになっていたりすることもあります。こうした小さな変化は、日々の学習の中で少しずつ積み重なっていくものです。自分の現在のレベルを意識していないと、その変化を見落としてしまうことがあります。

英語が伸びていないように感じる背景には、努力が足りないというよりも、自分の立っている位置が見えにくいという状況があることもあります。現在のレベルを客観的に見つめる視点を持つことで、学習の進み方の感じ方も少しずつ変わっていくことがあります。

英語学習は長い旅のようなものです。目標だけを見続けるのではなく、ときどき立ち止まって自分がどこまで来たのかを確認することも大切な時間になります。そうすることで、これから進む道も少しずつ見えやすくなっていくことがあります。

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英語が伸びる人は「自分のレベル」を理解している

学習の方向を決めるために必要な視点

英語が少しずつ伸びていく人を見ていると、ある共通点があります。それは、自分の英語レベルをある程度理解したうえで学習を進めているという点です。完璧に正確な数字で把握しているという意味ではなく、「自分は今このあたりの段階にいる」という感覚を持っている人が多いのです。

英語学習では、目標だけを見てしまうと現在の位置が見えにくくなることがあります。「もっと話せるようになりたい」「ネイティブの会話を理解できるようになりたい」といった目標は大切ですが、それだけでは次に何をすればいいのかが分かりにくいこともあります。自分のレベルを理解している人は、目標と現在地の距離を意識しながら学習を進めていくことができます。

自分のレベルを知ると学習の選び方が変わる

英語の教材や学習方法はとても多く存在します。本屋に行けばたくさんの参考書がありますし、インターネットにもさまざまな勉強法が紹介されています。その中から自分に合ったものを選ぶためには、現在の英語レベルをある程度理解しておくことが役立つことがあります。

例えば、基礎的な単語や文法がまだ十分に定着していない段階で、難しい英語のニュースや専門的な文章に挑戦してしまうと、内容を理解することが難しくなってしまいます。一方で、ある程度基礎が身についている人にとっては、少し難しい文章に触れることが新しい刺激になることもあります。

このように、同じ教材でも学習者のレベルによって感じ方が変わることがあります。自分の現在の段階を理解している人は、無理のない範囲で少しずつステップを上げていくことができるため、学習を続けやすくなることがあります。

英語学習は「自分との対話」でもある

英語が伸びていく人は、日々の学習の中で自分の状態を振り返る習慣を持っていることもあります。今日はどこが理解できたのか、どこがまだ難しく感じるのか。そうした小さな気づきを積み重ねながら、自分の英語との向き合い方を少しずつ調整していきます。

このような振り返りは、誰かと競争するためのものではなく、自分自身の学習を整理するためのものです。英語学習は長く続くことが多いため、その過程の中で自分の状態を見つめる時間を持つことは、学習を安定させる助けになることがあります。

自分の英語レベルを理解している人は、「できていないこと」だけでなく、「できるようになってきたこと」にも気づきやすくなります。その気づきが小さな自信につながり、学習を続ける力になることもあります。

英語が伸びる人は、特別な才能を持っているというよりも、自分の現在のレベルを理解しながら学習を積み重ねている人であることが多いように感じます。自分がどこにいるのかを知ることは、次に進む方向を見つけるための大切なヒントになることがあります。

TOEICだけでは英語力は測れない理由

英語講師が見てきた「伸びる人」の共通点

完璧を目指しすぎない姿勢

卵の殻に描かれた顔が何かに気づいた表情をしている画像

長年英語を指導してきた中で感じることの一つに、「伸びていく人には共通する姿勢がある」という点があります。その中でも特に印象に残るのは、完璧を目指しすぎないという姿勢です。英語を話すときに文法が正しいかどうかを気にするあまり、言葉が出てこなくなってしまう人は少なくありません。一方で、多少の間違いを気にせず、自分の伝えたいことを言葉にしようとする人は、会話の中で経験を積み重ねていくことができます。

英語を学ぶ過程では、文法や語彙の知識を増やすことも大切ですが、それと同時に「実際に使ってみる」という経験も重要になります。教室の中だけでなく、誰かと会話をする場面で英語を使ってみることで、自分の表現の癖や伝え方の特徴に気づくこともあります。そうした経験が積み重なることで、英語との距離感が少しずつ変わっていくことがあります。

英語を「知識」だけで終わらせない

もう一つ感じるのは、伸びていく人は英語を単なる知識として扱っていないという点です。単語や文法を覚えることは学習の大切な要素ですが、それだけでは英語を使う場面にすぐにつながるとは限りません。実際の会話では、相手の話を理解しながら自分の言葉を選び、状況に合わせて表現を変えていく必要があります。

そのため、英語が少しずつ伸びていく人は、学んだことをどこかで使ってみようとする傾向があります。短いフレーズでもいいので実際に口に出してみる、誰かに話してみる、あるいは自分の考えを英語で表現してみる。そうした行動が、英語を「知識」から「使う言葉」へと変えていくきっかけになることがあります。

会話は「聞き手」を意識することで成り立つ

ここで一つ大切なことがあります。他の記事の中でも繰り返し言っていますが、これは実は英語だけに言えることではありません。母国語であっても、相手の立場になり「聞き手」が理解しやすいような言葉を選んで会話をするというのは、会話の基本とも言えるものです。どんな言語であっても、相手が理解しやすい形で伝えることを意識することが、コミュニケーションの土台になります。

説明が分かりにくい、何を言いたいのか伝わらないと感じる場面は、日本語でも英語でも起こり得ます。こうした状況を少しずつ乗り越えていくためには、日頃から「聞き手の立場で話す」という意識を持つことが大切になります。自分が言いたいことをそのまま並べるのではなく、相手が理解しやすい順番や言葉を選ぶこと。それが会話の中で少しずつ身についていくと、コミュニケーションの形も変わっていきます。

英語学習においても、この視点はとても重要です。単語や文法を覚えるだけでなく、「相手にどう伝わるか」という視点を持つことで、英語の使い方も変わっていきます。実際に伸びていく人たちを見ていると、この「伝えること」に意識を向けている人が多いように感じます。

英語を話すという行為は、単に言葉を並べることではなく、人と人とのやり取りの中で成り立つものです。そのため、言葉の正確さだけでなく、相手に伝える姿勢も含めて少しずつ身についていくことが、英語学習の一つの流れになっていくことがあります。

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自分の英語レベルを知ることから学習は始まる

英語学習は「現在地」を知ることから動き出す

英語を学び続けていると、「何を勉強すればいいのか分からなくなる」という瞬間があります。単語を覚えた方がいいのか、リスニングを増やした方がいいのか、それとも会話練習をするべきなのか。英語学習にはさまざまな方法があるため、選択肢が多いほど迷ってしまうこともあります。

そんなときに役立つ考え方が、すでに「耳タコ」かとおもいますが、自分の英語レベルを知るという視点です。今の自分がどの段階にいるのかをある程度理解していると、学習の方向も見えやすくなります。基礎を固める段階なのか、実際に使う経験を増やす段階なのかによって、取り組む内容も少しずつ変わってきます。

現在地が分かると学習の選択が整理される

英語学習では、目標ばかりを見ていると現在の自分の位置が見えにくくなることがあります。「英語を話せるようになりたい」という思いは多くの人が持っていますが、その目標までの距離は人それぞれです。現在地を意識することで、目標との距離感を現実的に捉えることができるようになります。

例えば、まだ英語の音に慣れていない段階で長い英語の会話に挑戦すると、内容を理解することが難しく感じるかもしれません。一方で、基礎的なリスニングがある程度できるようになっている人にとっては、少し難しい会話に触れることが刺激になることもあります。このように、同じ学習内容でも現在のレベルによって感じ方が変わることがあります。

自分の英語レベルを知るというのは、誰かと比較するためのものではありません。あくまで自分自身の学習の位置を確認するためのものです。現在地が見えてくると、無理のない範囲で次のステップを考えることができるようになります。

小さな積み重ねが英語を形にしていく

英語学習は、短期間で大きく変わるというよりも、日々の小さな積み重ねの中で少しずつ形になっていくものです。単語を覚えること、文章を読むこと、音声を聞くこと、そして実際に英語を使ってみること。こうした経験が重なっていくことで、英語に対する理解が広がっていきます。

自分のレベルを意識しながら学習を続けている人は、この小さな変化に気づきやすくなります。昨日より少し理解できる単語が増えていたり、以前よりも落ち着いて英語の音を聞けるようになっていたりすることもあります。そうした変化を感じることが、学習を続ける力につながることもあります。

英語が伸びていく人は、特別な方法を知っているというよりも、自分の現在地を理解しながら学習を積み重ねている人であることが多いように感じます。自分のレベルを知り、無理のないペースで経験を重ねていく。その積み重ねの中で、英語は少しずつ自分の言葉として動き始めていくことがあります。

英語学習は一人ひとりの歩み方が違いますが、自分の現在地を意識することは、その歩みを落ち着いて続けていくための手がかりになることがあります。そこから次に進む方向が見えてきたとき、英語との向き合い方も少しずつ変わっていくかもしれません。

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江戸庶民
hokusai-1031
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この記事の筆者

子供から大人まで幅広い年齢層と学習目的の多様化にお応えしながら、これまで20年間で100人以上の生徒さんにマンツーマンオンライン英会話レッスンを実施。

「江戸庶民」という名前には、豊かさは必ずしも便利さやお金の量だけではない、という想いを込めています。今あるものを大切にしながら暮らしていた、江戸時代の庶民たちの心意気のように。

大きな変化を求めなくても、今日のひとことから世界は動き出します。
英語もまた、日々の小さな積み重ねが世界を豊かに広げてくれるものだと考えています。

現在も英会話講師として、オンラインスクール 「Coogee English online」
(クージー・イングリッシュ・オンライン)を運営しております。
小さな積み重ねを大切にしながら、一人一人の生徒さんに寄り添うレッスンを展開中です。
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【江戸庶民】運営者プロフィールページ
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