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こんにちは!この記事は、英会話講師歴20年、オンライン英会話スクール「Coogee English Online」の運営者が解説しています。
「今の自分はどのくらいのレベルなんだろう?」そう思いながら、勉強を続けていませんか?
英語力を測る方法は、CEFR・TOEIC L&R・英検・CASECなど、いくつもあります。そのため、「結局どれを基準に考えればいいの?」と迷ってしまう方も多いと思います。
そして、英語が伸び悩む原因の多くは、努力不足ではなく「現在地を知らないこと」にあります。
この記事では、簡易チェック・CEFRの6段階・CEFR/TOEIC/英検の早見表まで、英語力の現在地を知るために必要なことを1ページにまとめました。読み終えるころには、自分がどのあたりにいて、次に何をすればいいのかが見えてくるはずです。
英語レベル診断|道案内板
迷ったら、今のあなたに近い道から選んでみてください!
まず今のレベルをざっくり知りたい方 → 4つの質問でできる簡易チェックを試せます。
CEFRのA1〜C2がよく分からない方 → 世界基準の6段階を確認できます。
TOEIC・英検との目安を比べたい方 → 早見表で一目で見比べられます。
どこまでできたら「話せる」のか知りたい方 → B1・B2の目安を確認できます。
今の英語力を数値で知りたい方 → オンラインで受けられるCASECを確認できます。
どの診断を選べばいいか迷う方 → オンライン診断の選び方と意味を確認できます。
あなたの英語レベル簡易チェック
まずは、今の自分の英語レベルをざっくり確認してみましょう。これは正式な試験ではありませんが、「自分がどのあたりにいるのか」を考える入口として使えます。
【使い方】
次の4つの項目を見て、今の自分に当てはまるものを数えてください。できる項目が1つなら1点、2つなら2点です。
完璧でなくても大丈夫です。「大体できる」と感じるなら、その項目はクリアでOKです。
① 英語で自己紹介をある程度できる
名前・仕事・住んでいる場所・好きなことなどを、3〜4文ほどで話せるなら、この項目はクリアです。
② 海外旅行で注文や質問がある程度できる
レストランで注文する、道を聞く、ホテルで困りごとを伝えるなど、2〜3往復のやり取りができるならクリアです。
③ 英語のニュースや動画の内容が大体わかる
すべての単語が分からなくても、話題や流れ、要点を6〜7割ほど追えるならクリアです。
④ 英語で仕事や専門的な話題についてある程度話せる
自分の仕事や意見を、理由を添えてある程度まとまった形で説明できるならクリアです。
診断結果の目安
- 0〜1個できる:A2レベル前後(初級)
- 2個できる:B1レベル前後(中級)
- 3個できる:B2レベル前後(中上級)
- 4個できる:C1以上の目安(上級)
これはあくまで簡易チェックです。読む・聞く・話す・書くの得意不得意によって、実際の英語力には差が出ます。それでも、今の自分がどのあたりにいるのかを考えるだけで、次にやるべきことはかなり見えやすくなります。結果のA2・B1・B2が何を意味するのかは、このあとのCEFRの章で詳しく解説しています。
英語レベルを知ることは、勉強の地図を持つこと

英語学習で迷いやすいのは、教材が足りないからではありません。むしろ今は、教材もアプリも動画も、選択肢が多すぎるくらいあります。だからこそ大切なのが、今の自分に合った学び方を選ぶことです。
まだ基礎を固める段階なのに難しい教材に進んでしまうと、勉強は苦しくなります。反対に、すでにできる内容ばかり繰り返していても、伸びを感じにくくなります。
英語レベルを知ることは、人と比べるためではありません。自分が今どこにいて、次にどの道へ進めばいいのかを知るためです。
頑張っているのに「伸びた気がしない」のはなぜ?
「こんなに勉強しているのに、あまり伸びていない気がする」。20年英語を教えてきて、この言葉を本当に何度も聞いてきました。そして不思議なことに、真剣に取り組んでいる人ほど、この疑問にぶつかります。
理由のひとつは、努力と実感が同じタイミングでは現れないことです。単語を覚えても、すぐに会話がスムーズになるわけではありません。リスニングを続けても、最初のうちは変化を感じにくいものです。けれどその間にも、語彙は少しずつ増え、英語の音やリズムは頭の中に蓄えられています。
もうひとつは、できないことばかりに目が向いてしまうことです。「もっと話せるように」という思いが強いほど、以前より聞き取れる表現が増えたことや、短い会話なら追えるようになったことを見落としてしまいます。伸びていないのではなく、自分の立っている位置が見えていないだけ、ということがとても多いのです。
英語が伸びる人は、自分の現在地を知っている
少しずつ伸びていく生徒さんには、共通点があります。正確な点数まで把握しているわけではなくても、「自分は今このあたりにいる」という感覚を持っていることです。
現在地が分かっている人は、目標との距離を測りながら教材を選べます。「今日はどこが理解できて、どこがまだ難しかったか」を振り返る習慣もあるので、できるようになったことにも気づけます。その小さな気づきが自信になり、学習を続ける力になっていきます。
講師として見てきた「伸びる人」の共通点
現在地を知ったうえで伸びていく人には、さらに3つの共通点があります。
1つ目は、完璧を目指しすぎないこと。文法の正しさを気にするあまり言葉が出なくなる人は少なくありません。多少の間違いを気にせず伝えようとする人ほど、会話の経験を積み重ねていけます。
2つ目は、英語を知識で終わらせないこと。短いフレーズでも口に出してみる、誰かに話してみる。その行動が、英語を「知っている言葉」から「使う言葉」へ変えていきます。
3つ目は、聞き手を意識すること。言いたいことをそのまま並べるのではなく、相手に伝わる順番や言葉を選ぶ。これは言語を問わずコミュニケーションの土台で、この視点を持つ人ほど「伝わる英語」が身についていきます。
英語レベルを測る主な方法
英語力を測る方法には、それぞれ役割があります。
| 方法 | 向いている人 | 役割 |
|---|---|---|
| CEFR | 英語レベルを世界基準で知りたい人 | A1〜C2で英語力の段階を整理する |
| TOEIC L&R | スコアで英語力を見たい人 | 聞く力・読む力を数値で把握しやすい |
| 英検 | 級でレベルを知りたい人 | 学校英語や総合的な英語力の目安にしやすい |
| CASEC | 短時間で現在地を知りたい人 | オンラインで受けられ、結果をすぐ確認しやすい |
どれか1つだけが正解というわけではありません。目的によって、使いやすい方法は変わります。
テストだけがレベルチェックではない
レベルチェックというとテストを思い浮かべがちですが、方法はそれだけではありません。たとえば英会話レッスンで、聞き返さずにどこまで会話を続けられるか、どの程度の内容なら自分の言葉で説明できるかを見てみる。これも立派なレベルチェックです。
短いニュース記事をどこまでつかめるか、英語音声をどのくらいの割合で理解できるか、という技能ごとの確認も役に立ちます。テストは「地図」、実際に使ったときの手応えは「旅の体感」。両方を重ねたほうが、現在地はずっと正確に見えてきます。
同じ基準で、ときどき見直す
英語力は、急にゼロから100に変わるものではありません。数か月前には難しかった内容が、今は少し楽に感じる。そうした変化を確かめるためにも、同じ基準で定期的にチェックする習慣には大きな意味があります。
CEFRとは?A1〜C2の6段階をわかりやすく解説
CEFR(セファー/セファール)は、英語を含む外国語の力を世界共通の基準で表すための枠組みです。英検やTOEICのような試験の名前ではありません。もともとはヨーロッパで作られた指標ですが、今では英語学習の場面でも広く使われています。
CEFRの大きな特徴は、「単語や文法をどれだけ知っているか」ではなく、「その言語を使って何ができるか」で段階を分けていることです。ヨーロッパの語学学校や大学ではCEFRでクラス分けが行われることもあり、多くの英語試験が「自分のスコアはCEFRのどこにあたるか」を示しています。
レベルはAが初級、Bが中級、Cが上級で、それぞれ1と2に分かれた全6段階です。
| CEFR | 段階 | 英語でできることの目安 |
|---|---|---|
| A1 | 超初級 | あいさつや名前・出身地を伝えるなど、ごく基本的なやり取りができる |
| A2 | 初級 | 買い物・家族・仕事・趣味など、身近な話題なら簡単な表現でやり取りできる |
| B1 | 中級 | 日常のよくある場面や海外旅行なら、自力である程度対応できる |
| B2 | 中上級 | 少し複雑な話題でも、自分の意見を筋道立てて伝えられる |
| C1 | 上級 | 抽象的・専門的な内容にも対応でき、細かいニュアンスまで伝えられる |
| C2 | 最上級 | 幅広い内容を深く理解し、ほとんど不自由なく使いこなせる |
A1・A2|英語の基礎を形にしていく段階
A1は、「My name is 〜.」「I live in 〜.」のような短い表現を理解し、使える段階です。A2になると、身近な話題なら少しずつやり取りができるようになります。ただ、相手が自然なスピードで話したり、話題が複雑になったりすると、まだ難しく感じることが多いでしょう。
B1・B2|「英語が通じる」から「話せる」へ
B1は、多くの学習者にとって大きな目標になるレベルです。完璧ではなくても、自分の考えを伝えようとしたり、相手の言いたいことを大まかにつかんだりできます。生徒さんが「英語が少しずつ通じるようになってきた」と口にし始めるのも、このあたりです。
B2になると、ニュースへの感想や意見交換もかなり安定してきます。英語で会話すること自体への不安が減り、「知っている英語」が「使える英語」に変わっていく段階です。
C1・C2|英語で学び、働き、議論できる段階
C1は、長めの文章や複雑な会話でも理解し、自分の考えを自然に伝えられるレベルです。C2はCEFRの最高段階です。
ただし、誰もがC2を目指さなければいけないわけではありません。海外旅行を楽しみたい人と、英語で専門的な仕事をしたい人では、必要な到達点は違って当然です。大切なのは、自分の目的に合ったレベルを目指すことです。
英語レベル早見表|CEFR・TOEIC・英検を比較
CEFR・TOEIC・英検の3つを並べると、世界基準・日本の社会基準・日本の教育基準という異なる角度から、自分の英語力を立体的に見られるようになります。
3つの基準が役立つ場面
CEFRが役立つのは、英語力を世界基準で考えたいときです。留学を考えているとき、海外の語学学校のクラスを見るとき、英語教材の対象レベルを知りたいときに便利です。
TOEICが役立つのは、就職・転職・仕事の場面です。履歴書に書ける英語力の目安として、「TOEIC600点」「730点」といった数字は日本では共有しやすい指標になっています。
英検が役立つのは、学校英語や受験に近い場面です。学生の学習目標になりやすく、保護者の方や学校の先生とも共有しやすい基準です。二次試験でスピーキングも測るため、総合的な英語力を意識しやすい面もあります。
以下は、CEFRを軸にTOEICと英検のおおよその目安を整理した早見表です。
| CEFR | TOEIC L&R の目安 | 英検の目安 | 英語力のイメージ |
|---|---|---|---|
| C2 | 950点以上 | 1級以上の感覚 | 非常に高度。複雑な内容も自在に扱えるレベル |
| C1 | 850〜945点前後 | 英検1級 | 上級。仕事や専門的な内容にもかなり対応しやすい |
| B2 | 700〜845点前後 | 英検準1級 | 中上級。実用的な会話や読解がかなり安定してくる |
| B1 | 550〜695点前後 | 英検2級 | 中級。身近な話題であればやり取りしやすくなる |
| A2 | 225〜545点前後 | 英検準2級 | 初級。基本表現を使って簡単なやり取りができる |
| A1 | 120〜220点前後 | 英検3級〜5級 | 入門。ごく基本的な単語や表現が中心 |
たとえば「TOEIC600点前後ならCEFRではB1あたり」「英検準1級ならB2相当がひとつの目安」というように、自分の英語力を別の基準に置き換えて考えやすくなります。
早見表を見るときに知っておきたいこと
ひとつ大切なのは、CEFR・TOEIC・英検は同じ試験ではないということです。TOEIC L&Rはリスニングとリーディングが中心で、英検はライティングやスピーキングも含みます。CEFRは試験ではなく、英語力そのものを表す共通の考え方です。表の数値は、あくまで目安として見てください。
私は生徒さんに、「一つの数字だけで自分を決めないでくださいね」とよく伝えています。TOEICの点数、英検の級、英会話での実感、英文を読んだときの理解度。全部を合わせて見たほうが、現在地はずっと正確になります。
TOEIC600点・700点は、英語力の現在地としてどう見る?
日本で英語力の目安といえば、やはりTOEICです。中でも多くの学習者が気にするのが、600点と700点です。
TOEIC600点は、基礎だけでは届きにくく、継続して学んできた人が見え始めるラインです。読む・聞く力に手応えが出てくる一方で、「分かるけれど、使うのはまだ不安」という感覚を持つ人も少なくありません。
TOEIC700点は、実用的な英語力への入り口として語られることの多い点数です。英語への苦手意識が薄れてくる人が増えますが、この点数でも英会話が自然にできるとは限りません。試験で測れる力と、実際のやり取りで使える力には差があるからです。
TOEIC600点・700点のレベル感は、それぞれ別の記事で詳しく解説しています
「英語が話せるレベル」は、点数だけでは見えにくい
英語レベルを考えるとき、多くの方が気にするのが「結局、どのくらいになれば話せるのか」という点です。
ひとつの目安は、CEFRのB1〜B2です。B1に入ると会話のキャッチボールが少しずつ成立し始め、B2に近づくと、かなり安定して話せる感覚が出てきます。
ただし、点数が高いことと、実際に会話で使えることは同じではありません。英語を話す場面では、知識だけでなく、聞き返す力・言い換える力・短くても伝える力が必要になります。
「英語が話せるレベル」を具体的に知りたい方はこちら
より正確に知りたいなら、CASECで数値を確かめる
ページ冒頭の簡易チェックで、今の英語レベルの大まかな目安は見えてきたと思います。もっと正確に現在地を知りたい場合は、オンラインの英語力診断テストを使うのがおすすめです。
中でもCASEC(キャセック)は、パソコンやスマートフォンから自宅で受けられ、約40〜50分で終わり、受験後すぐに結果が表示されます。結果にはCEFRとの対応やTOEICの目安も出るので、この記事の早見表と照らし合わせながら、自分の位置をはっきりさせることができます。
いきなりTOEICや英検を受けるのはハードルが高い、と感じる方の入口としても使いやすいテストです。結果が思ったより低くても、それは落ち込む材料ではなく、スタート地点が見えたというだけ。思ったより高ければ、次のステージへ進む自信になります。
簡易チェックの「目安」を、「数値の現在地」に変えてみませんか?
CASECの仕組み・スコア目安・受け方を詳しく知りたい方はこちら
診断テストを選ぶ前に、知っておきたいこと
CASEC以外にも、オンラインで受けられる英語力診断は複数あります。種類が多いからこそ、「どれを選ぶか」より先に「何のために診断するのか」を考えておくと、選択がぐっと楽になります。
診断との上手な付き合い方や、失敗しない選び方の基準については、教室で実際にあった生徒さんの話も交えながら、下の記事で整理しています。
オンライン英語力診断の選び方を知りたい方はこちら
診断結果がわかったら、次は勉強法を選ぶ

英語レベルを知ることは、ゴールではありません。大切なのは、そこから次に何をするかです。
A2前後なら、まずは英語に触れる習慣作りや基礎表現の練習が大切です。B1前後なら、短い会話やアウトプットの機会を増やすことが大切になります。B2以上を目指すなら、より長く話す練習や、自分の意見を英語で整理する練習も必要になります。
今のレベルが分かると、勉強法はかなり選びやすくなります。今の自分に合った課題が見えれば、やることは驚くほどシンプルになります。
診断結果を手にした方は、現在地から学習計画を組み立てましょう
英会話がまったくの初心者の方は、こちらの実践STEPから始めるのがおすすめです
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CASECとは?英語講師が仕組み・レベル目安・TOEICとの違いを解説
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まとめ|英語力の現在地がわかると、次の一歩が見えてくる
英語レベルを知ることは、自分を評価するためではありません。大切なのは、今の自分がどこにいて、次に何をすればいいのかを知ることです。
CEFRは「何ができるか」の世界基準、TOEICは仕事の場面で伝わる数字、英検は学校や受験で共有しやすい級、そしてCASECは短時間で数値の現在地が分かる診断です。目的に合わせて使い分けることで、英語学習はもっと進めやすくなります。
まずは、このページの簡易チェックで大まかな現在地を知るところから始めてみてください。そこから先の勉強は、きっと今までよりも迷いにくくなります。応援しています!
現在地が見えると、一歩一歩がちゃんと前進に変わります
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


