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この記事は英語講師歴20年、オンライン英会話スクール「Coogee English Online」運営の筆者が解説しています。
英語は世界への扉を開く|英語講師20年で気づいた大切なこと
英語を学ぶ理由は人それぞれです。
英語が伸びる人は必ず「自分のレベル」を知っている理由 はコチラ
英検に合格するため。
受験に備えるため。
将来の仕事に役立てるため。
もちろん、それらはすべて大切な目的です。
しかし、英語を20年以上教えてきて、私はいつも考えてしまうことがあります。
それは、「合格のための英語」と「人生を豊かにする英語」は、実は少し違う角度から見えているものではないか、ということです。
どちらが正しいという話ではありません。
ただ、その両方を見つめながら英語教育に向き合うことが、とても大切なのではないかと感じています。
では実際に、英語を学ぶ理由とはどんなものなのでしょうか。
英語を学ぶ理由は人それぞれ
英語を学ぶ理由は、人によって本当にさまざまです。
英検やTOEICなどの資格試験。
受験のための学習。
将来の仕事に役立てるため。
どれも立派な目標です。
特に学生にとっては、英語は「試験科目」という側面が強い教科でもあります。
実際、多くの生徒が「テストのため」に英語を学び始めます。
保護者の方も、「英検を取らせたい」「受験に有利になるように」と考えて英語を習わせることが多いでしょう。
それはとても自然なことです。
努力して勉強し、その結果として資格を取得する。
それは自信にもつながりますし、将来の選択肢を広げる力にもなります。
ですから私は、「合格のための英語」を否定するつもりはまったくありません。
むしろ、それも英語を学ぶ立派な理由のひとつだと思っています。
合格のための英語は、もちろん大切

英語を教えていると、保護者の方からよくこんな相談を受けます。
「高校受験までに英検2級を取らせたいんです。」
「できれば準1級まで行けたらと思っていて……」
そのお気持ちはよく分かります。
資格は目に見える成果ですし、子どもの努力がはっきりと形になります。
目標があることは、学習を続ける大きな力にもなります。
実際、英検に合格した瞬間の生徒の笑顔は、本当に嬉しそうでキラキラしていて、こちらまで嬉しくなるほど眩しいものです。
「やったー!」という達成感は、次の挑戦への大きなエネルギーになります。
だからこそ、試験という目標は決して悪いものではありません。
ただ、英語を教え続けていると、もうひとつの大切な瞬間に出会うことがあります。
それは、英語が「教科」ではなく、「言葉」として動き出す瞬間です。
英語が楽しいと感じる瞬間
私の生徒の中に、絵を描くことが大好きな小学生の女の子がいます。
彼女は小さい頃から、私のもとで英語を学び始めました。
最初はもちろん簡単な単語や表現からのスタートです。
けれど、コツコツと努力を続け、最近では英検準2級に合格しました。
その瞬間、本人は本当に嬉しそうでした。
頑張ってきたことが結果として現れる。 それは誰にとっても大きな喜びです。
しかし、彼女が英語を「楽しい」と感じるようになった理由は、それだけではありません。
彼女には、アメリカに住んでいる親戚がいます。
英語を学び続けるうちに、その親戚と英語で会話ができるようになってきました。
自分の言葉が相手に伝わる。 そして、相手の言葉が理解できる。
その体験を通して、彼女は少しずつ英語という言葉の本当の面白さを感じるようになっていきました。
英語はテストのための科目でもありますが、同時に「世界の誰かとつながるための言葉」でもあります。
そのことに気づいた瞬間、英語は単なる勉強ではなくなるのです。
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英語は人生を豊かにする言葉

英語を教えていて、本当に嬉しい瞬間があります。
それは、生徒の口からこんな言葉が出てきたときです。
「今まで興味は全くなかったけど、英語を勉強してたら海外に行ってみたくなった。」
「学んでるだけじゃなくて、実際に外国人と英語で話してみたくなった。」
「日本の外に出て、自分の目で世界を見てみたくなった。」
実は、英語を始める前は、そんなことを一度も考えたことがなかったという生徒も少なくありません。
お子さんの場合、大抵最初は「親に言われたから」という理由で英語を始める子が多いのです。
けれど、レッスンを重ねるうちに少しずつ変化が生まれます。
英語で会話する楽しさを知る。
外国の文化を知る。
世界には自分の知らない場所がたくさんあることを知る。
そうしているうちに、心の中から自然にこんな気持ちが湧いてきます。
「もっと世界を見てみたい。」
そしてその気持ちが「留学してみたい」というところまで育ったとき、私は心の中で思わず叫びたくなります。
「いやっっっほー!!!」
その子の世界への扉が、今開いたのだ!と感じるからです。
これはもう、先生冥利に尽きる、ってやつですね。
英語は、単にテストの点数を上げるためだけの教科ではありません。
英語は、その人の人生を豊かにする力を持っています。
そして英語は、その人の世界を今よりもはるかに大きく広げてくれる存在でもあります。
だからこそ、英語教育に携わる人間は忘れてはいけないことがあると私は思っています。
英語を学ぶすべての人が、さまざまな経験を通して、
「英語って本当に楽しい。」
そう心から思える瞬間に出会えること。
その環境を作り続けることこそが、英語教育に携わる人間の大切な役割なのではないかと、私は思っています。


