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この記事は英語講師歴20年、オンライン英会話スクール「Coogee English Online」運営の筆者が解説しています。
英語を勉強していると、「自分の英語力はどのくらいなのだろう」と気になる方も多いのではないでしょうか。
ただ、英語力を表す基準にはCEFR(セファー)、TOEIC(トーイック)、英検などさまざまなものがあり、それぞれ見方が違うため、自分のレベルをひとつの基準で理解するのは意外と難しいものです。
そこでこの記事では、CEFR・TOEIC・英検をまとめて比較した英語レベル早見表をもとに、今の英語力の目安を分かりやすく整理していきます。
「英語ができるとは、どのくらいのレベルなのか」「自分は初級なのか中級なのかを知りたい」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
なぜCEFR・TOEIC・英検の3つで英語レベルを比べるのか
英語力を表す方法はいくつもありますが、この記事でCEFR・TOEIC・英検の3つを比べるのには理由があります。
まず、CEFRは英語力をA1からC2までの6段階で示す世界的な基準です。留学や語学学校、海外の教育機関などでも使われることが多く、英語力を国際的な視点で捉える際に役立ちます。
次に、TOEICは日本の社会人や就職活動の場で広く知られている英語試験です。日本では「英語力の目安」としてTOEICスコアが話題に出ることが多いため、自分の英語力を日本国内で伝える際に分かりやすい指標になります。
そして英検は、学校教育の中でよく知られている試験です。中学生・高校生・大学受験生にとってなじみが深く、保護者の方にとってもイメージしやすい基準といえるでしょう。
つまり、この3つを並べて見ることで、世界基準・日本の社会基準・日本の教育基準という異なる角度から、自分の英語力を立体的に理解しやすくなります。
CEFR・TOEIC・英検はそれぞれどんな時に役立つ?
この3つは、同じように英語力の目安として使われますが、役立つ場面は少しずつ異なります。
まずCEFRが役立つのは、英語力を世界基準で考えたいときです。たとえば、留学を考えているとき、海外の語学学校のレベルを見たいとき、英語教材の対象レベルを知りたいときなどに、CEFRの考え方はとても便利です。
次に、TOEICが役立つのは、就職・転職・仕事の場面です。履歴書に書ける英語力の目安として見られることも多く、「TOEIC600点」「TOEIC730点」といった数字は、日本では比較的イメージを共有しやすい指標になっています。
TOEICスコアのレベル目安については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
TOEIC600点のレベルとは?すごいのか・難易度・必要な勉強時間を現役講師が解説
そして、英検が役立つのは、学校英語や受験に近い場面です。学生にとっては学習目標になりやすく、保護者の方や学校の先生とも共有しやすい基準です。さらに、一次試験だけでなくスピーキングも含まれるため、総合的な英語力を意識しやすい面もあります。
このように、それぞれの特徴を知っておくと、「どれが上か」を単純に比べるのではなく、何のためにその基準を見るのかが分かりやすくなります。
英語レベル早見表(CEFR・TOEIC・英検)

以下は、CEFRを軸にしながら、TOEICと英検のおおよその目安を整理した早見表です。試験の性質はそれぞれ異なるため完全に一致するわけではありませんが、自分の現在地をつかむ参考として活用できます。
| CEFR | TOEIC L&R の目安 | 英検の目安 | 英語力のイメージ |
|---|---|---|---|
| C2 | 950点以上 | 1級以上の感覚 | 非常に高度。複雑な内容も自在に扱えるレベル |
| C1 | 850〜945点前後 | 英検1級 | 上級。仕事や専門的な内容にもかなり対応しやすい |
| B2 | 700〜845点前後 | 英検準1級 | 中上級。実用的な会話や読解がかなり安定してくる |
| B1 | 550〜695点前後 | 英検2級 | 中級。身近な話題であればやり取りしやすくなる |
| A2 | 225〜545点前後 | 英検準2級 | 初級。基本表現を使って簡単なやり取りができる |
| A1 | 120〜220点前後 | 英検3級〜5級 | 入門。ごく基本的な単語や表現が中心 |
この表を見ると、たとえば「TOEICで600点前後ならCEFRではB1あたり」「英検準1級ならB2相当がひとつの目安」といった形で、自分の英語力を他の基準にも置き換えて考えやすくなります。
特に、これまでTOEICや英検だけで英語力を見ていた方にとっては、CEFRという世界基準に当てはめてみることで、自分の現在地がより分かりやすくなるはずです。
早見表を見るときに知っておきたいこと
ひとつ大切なのは、CEFR・TOEIC・英検は同じ試験ではないということです。
TOEICは主にリスニングとリーディングが中心で、英検はライティングやスピーキングも含みます。CEFRは特定の試験名ではなく、英語力そのものを表す共通の考え方です。そのため、表の数値はあくまで目安として見るのが自然です。
また、英語が「話せる」と感じるレベルは、単に点数だけで決まるものでもありません。たとえばTOEICの点数が高くても会話に苦手意識がある方もいますし、逆にB1レベルでも身近な話題なら十分やり取りできる方もいます。
大切なのは、今の自分の位置を知った上で、次に何を伸ばすべきかを考えることです。読む力が強いのか、聞く力をもっと伸ばしたいのか、それとも話す力を育てたいのか。早見表は、その出発点として役立ちます。
自分の英語レベルを知ることが学習の第一歩
私はこのブログの中で耳にタコができるほど、英語学習では、やみくもに勉強を続けるよりも、まず自分の現在地を知ることがとても大切です、と言い続けています。
CEFR・TOEIC・英検の3つを比べてみると、自分の英語力をひとつの数字だけではなく、さまざまな角度から見られるようになります。そうすることで、「まだまだだ」と漠然と落ち込むのではなく、「ここまでは来ている」「次はここを伸ばそう」と前向きに考えやすくなります。
英語力は、誰かと比べるためだけのものではありません。自分に合った目標を見つけるために、まずは今のレベルを知ることから始めてみてください。
ここまで読んで「自分の英語レベルはどのくらいだろう?」と感じた方は、オンライン英語テストで現在のレベルを確認してみるのもおすすめです。
短時間で英語力の目安を測れるテストとして、多くの英語学習者が利用しているのがCASEC(キャセック)です。オンラインで受験できて、試験終了後すぐに結果が分かる英語力測定テストもあります。
今後の学習計画を立てていく際にも、ぜひご活用ください。
英語のレベルは数字だけでは測れません。英語が話せるようになるまでには、実は「いくつかの段階」があります。その流れを英語講師の視点からまとめた記事はこちらです。ご参考になれば幸いです。


