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この記事は英語講師歴20年、オンライン英会話スクール「Coogee English Online」運営の筆者が解説しています。
「英検はやっぱり受けたほうがいいのかな?」 と考え始める学生さんは多いと思います。
でも実際には、「自分は何級を目指せばいいのか分からない」 「周りが2級を受けているけど、自分も受けるべき?」 「英検対策って何から始めればいいの?」と迷ってしまう人も少なくありません。
英検は、やみくもに上の級を目指せばいいわけではありません。 今の自分の英語力に合った級を選び、その級に合った勉強をすることが大切です。
この記事では、高校生が英検を受けるなら何級を目指すべきか、級ごとの目安、勉強法、つまずきやすいポイントまで、英語講師の視点でわかりやすく整理します。
「とりあえず受けようかな」と思っている人も、「受けたいけど、どこから始めればいいのか分からない」 という人も、ぜひ参考にしてみてください。
高校生は英検何級を目指すべき?まずは“今の自分に合った級”を知ろう
高校生の英検対策で大事なのは、「どの級がすごいか」ではなく、「今の自分に合う級はどこか」 を考えることです。
よくあるのが、周りに合わせて2級を受けようとしてしまうケースです。 もちろん、それで合格できる実力があるなら問題ありません。 ですが、まだ基礎が不安定な状態で無理に上の級を目指すと、勉強が苦しくなりやすく、自信もなくしやすくなります。
高校生の英検は、ざっくり言うと次のように考えると整理しやすいです。
- 準2級:基礎的な文法や語彙を使って、日常的な内容を読んだり書いたりできるレベル
- 2級:高校卒業程度が一つの目安。 この級から入試でも評価されやすく、目指す人が多い
- 準1級:かなり高い語彙力・読解力・英作文力が必要。 英語が得意な人向け
まずは、今の学年よりも今の英語力で考えることが大切です。
たとえば、高校1年生でも英語が得意で2級レベルに届いている人はいますし、高校2年生・3年生でも、まだ準2級の内容をしっかり固めたほうが良さそうだな、という人もいます。
英検対策は、背伸びしすぎるより、「受かる可能性がある級で成功体験を作る」 ほうが、その後につながりやすいです。
簡単チェック|今のあなたに合う英検の級は?
まずは、今の自分のレベルをざっくり確認してみましょう。
✔ 中学英語にまだ少し不安がある →準2級
✔ 学校の英語はだいたい理解できる → 2級
✔ 長文・英作文が得意で語彙力もある → 準1級
迷った場合は、「少し頑張れば届きそうな級」を選ぶのがおすすめです。
高校生が目指しやすい英検の級|準2級・2級・準1級の目安
準2級が向いている高校生
準2級は、中学英語を土台にしながら、高校初級レベルの英語に入っていく段階の人に向いています。
こんな高校生は、まず準2級から考えるといいでしょう。
- 学校の英語でまだ苦手意識がある
- 長文になると意味が追いづらい
- 文法問題でちょっとしたミスが多い
- 英作文はまだそこそこ、もしくはほとんど触れたことがない
準2級は「簡単」というわけではありませんが、基礎を固めながら英検対策の流れに慣れるにはとても良い級です。 ここを飛ばして2級に行くより、準2級をしっかり取ったほうが、その後の英語力が安定することもあります。
2級が向いている高校生
高校生の英検対策で、一番目標になりやすいのが2級です。
2級は、高校卒業程度の英語力が目安とされることが多く、進学や受験を意識している高校生にも関心が高い級です。
こんな人は、2級を目指す価値があります。
- 学校の英語が比較的わかる
- 長文問題にある程度ついていける
- 単語学習を日々継続できる
- 英作文やリスニングにも積極的に取り組む気持ちがある
ただし、2級は語彙・読解・英作文・リスニングのバランスが必要です。
単語だけ、文法だけでは受かりにくく、総合力が問われる級だと考えておくといいでしょう。
準1級が向いている高校生
準1級は、高校生の中でもかなり英語が得意な人向けです。
英語そのものが好きで、普段から長文を読む習慣がある、語彙学習にも前向き、英作文もある程度書ける、という人なら挑戦する価値はあります。
ただ、一般的な高校生にとっては、準1級はかなりハードルが高いです。
無理に最初から準1級を狙うより、まず2級をしっかり取り、そのあとで挑戦したほうが現実的なことも多いです。 英検は、上の級を受けること自体が目的ではありません。
今の自分に必要な力をきちんと積み上げることが、本当の意味での対策になります。
高校生の英検対策|級別に勉強法をどう変えるべき?
英検対策は、どの級でも 「単語・読解・リスニング・英作文」 が基本になります。
ただし、級によって重点の置き方は変わります。
準2級対策は“基礎の穴”を埋めることが最優先
準2級を目指す段階では、難しいテクニックよりも、まず基礎の確認が大切です。
特に見直したいのは、次のようなポイントです。
- 中学英語の文法があいまいなままになっていないか
- 基本的な単語や熟語が定着しているか
- 短めの英文を前から読めているか
この段階で背伸びした教材に手を出すと、わからないことが増えすぎて続きにくくなります。
準2級では、「わかる範囲を確実に増やす」ことが何より大事です。基礎的なことの応用ですね。
2級対策は“総合力”を意識する
2級になると、単語帳だけ頑張っていても足りません。
読解、英作文、リスニングまで含めて、全体をバランスよく整えていく必要があります。
特に差が出やすいのは、次の2つです。
- 英作文:自分の意見を、理由つきで短くまとめる力
- 長文読解:段落ごとの要点を追いながら読む力
2級を目指す高校生は、問題を解くだけでなく、「なぜその答えになるのか」 を説明できるようにすると伸びやすいです。 日頃から、なぜそう思うのか? の部分までを考える習慣を身につけることも大事ですよ。
準1級対策は“語彙と論理”がカギになる
準1級では、語彙のレベルが一気に上がります。 しかも、ただ単語を知っているだけでなく、文章の流れの中で意味を取る力や、英作文で論理的に書く力も必要です。 英語以外のところでも、物事を論理的に考える習慣が必要となってきます。そして、なぜ自分はそう考えるのか? の理由もしっかり言えるようになっていないといけません。
なので、この級では、短期間で何とかしようとするより、ある程度時間をかけて積み上げる意識が必要です。高校生で準1級を目指すなら、かなり計画的に進めたいところです。
ここまで読んで、「何をやればいいかはなんとなく見えてきたけど、もう少し具体的に知りたい」と感じた人は、
英検対策の前に、「勉強の順番」を間違えると伸びません。
まずはここを確認しておいてください!
高校生の英語勉強法 | 英語講師が教える“成績が伸びる順番”
高校生が英検対策でやりがちな失敗
英検対策がうまくいかない高校生には、いくつか共通するパターンがあります。
いきなり過去問から始めてしまう
過去問は大切ですが、まだ基礎が足りていない段階で始めると、間違いだらけになって苦しくなることがあります。 過去問は、自分の位置をある程度知るためにやるのであればいいのですが、そこで土台が弱いと「何が分かっていないのか」が見えてきません。 まずは単語・文法・基本読解を整えてから活用したほうが効果的です。
単語だけ、または文法だけに偏る
英検は総合問題です。 単語帳ばかりやっていても、英作文で止まることがありますし、文法問題ばかり解いていても、長文やリスニングで点が伸びないことがあります。
特に2級以上は、「一つだけ頑張る」勉強では足りないことが多いです。
自分に合わない級を受けてしまう
一番もったいないのは、今の自分にまだ合っていない級を受けて、英検そのものが嫌になってしまうことです。もちろん挑戦は大切です。 でも、挑戦と無理は全然違いますね。
「少し頑張れば届く級」を選ぶほうが、結果として合格にもつながりやすく、そのあとも伸びやすいです。
高校生の英検対策で大切なのは、“受かる勉強”より“続く勉強”

英検に受かるためには、短期集中もときには必要です。でも、高校生の英語力は、英検だけで決まるものではありません。
受験や学校の定期テスト、その先の大学生活や社会人になってからの英語まで考えると、英検対策も「その場しのぎ」ではなく「積み上がる勉強」であることが大切です。
たとえば、単語を覚えるにしても、ただ暗記するだけで終わるのではなく、例文の中で意味をつかむ。
長文を読むにしても、答え合わせだけで終わらず、段落ごとの内容を確認する。 これ以外にみんな知らないんですが、すごく重要なんです。 段落ごとに「軽くタイトルをつけてみる」 というやり方は、私のレッスンの中でも実際にやっていることです。
そして英作文も、模範解答を眺めるだけでなく、自分で1文でもいいから書いてみる。
こうした地味な積み重ねが、結局いちばん強いです。 その積み重ねができる勉強法は、人によって少しずつ違います。 独学で伸びる人もいれば、ある程度ペース管理や解説の助けがあったほうが進みやすい人もいます。
独学で難しくなりやすい高校生はどんな人?
英検は独学でも十分目指せます。
ただ、次のような場合は、一人で進めるのが苦しくなりやすいです。
- 何から手をつければいいのか分からない
- 教材を買っても続かない
- 英作文や面接の対策がしづらい
- 部活や学校が忙しく、計画通りに進まない
- 今の勉強法で合っているのか不安になる
こういう人は、能力がないのではなく、「進め方の設計」が難しいだけということがよくあります。
特に高校生は、学校・部活・定期テスト・模試など、やることが多い時期です。
英検だけに集中できるわけではないからこそ、無理なく効率的に続けられる形を作ることが大切です。
高校生の英検対策に不安があるなら、学習サポートを使うのも一つの方法
英検対策は、必ずしも誰かに教わらなければいけないわけではありません。
ですが独学で進めづらさを感じているなら、最初から全部一人で抱え込まなくても大丈夫です。
たとえば、
- 何級を目指すべきか整理したい
- 勉強の順番をはっきりさせたい
- 学校と両立しやすい形で続けたい
という場合は、学習サポートのある教材や通信講座を活用するのも一つの方法です。
高校生向けの英語学習でよく知られているものの一つに、進研ゼミがあります。
英検だけに特化したサービスではありませんが、学校の勉強とあわせて英語力を整えたい人には合いやすいことがあります。
「いきなり塾は重いけれど、何をどう進めればいいかは整理したい」そんな高校生には、こうした選択肢を見てみるのもありだと思います。「何からやればいいか分からないまま進める」 のが一番遠回りです。 英検対策は、“順番”が決まるだけで一気に進みやすくなりますよ。
高校の勉強とあわせて、英語力を少しずつ整えたい人へ
高校生の英検対策は、“今の自分に合う級”から始めるのがいちばん強い
結論、高校生の英検対策では、周りに合わせることよりも、まず自分に合った級を見極めることが大切です。 準2級が合う人もいれば、2級を目指せる人もいます。 準1級に挑戦できる高校生もいますが、それはかなり高い英語力がある場合です。
大切なのは、背伸びしすぎず、でも止まりすぎず、「少し頑張れば届く目標」 を選ぶことです。
そして、単語だけ、文法だけではなく、読解・リスニング・英作文まで少しずつ整えていけば、英検対策は高校生にとって大きな自信になります。まずは、自分に合う級を見定めてから、次へ進む一歩を踏み出してみてください!
自分の英語レベルをもっと正確に知りたい方は、こちらの記事へ


