社会人の英単語の覚え方|忙しくても効率よく覚えられる5つのコツ【英語講師が徹底解説】

忙しい社会人が隙間時間に英単語学習をするための準備が机に並んでいるイメージ画像 英語学習・アプリ

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こんにちは!この記事は、英会話講師歴20年、オンライン英会話スクール「Coogee English Online」の運営者が解説しています

この記事では、社会人のための英単語の覚え方を、5つのコツに絞って解説します。

英単語は、やればやるほど覚えられるものだと思っていませんか?

うーん…実はそれ、半分正解で、半分違います。

社会人になってから英語をやり直そうとすると、大半の人が「単語が覚えられない」と感じます。
でもそれは、記憶力が落ちたからでも、努力が足りないからでもありません。

単純に、 「学生の時のやり方」 をそのまま続けているからです。

学生は、時間で押すことができます。
けれど社会人は、仕事も、家のことも、疲れもある中で勉強しなければいけません。

だからこそ、社会人の英単語学習は「量」ではなく「設計」で考える必要があります。

この記事では、忙しい社会人でも無理なく続けやすい、英単語の覚え方5つのコツをわかりやすく解説していきます。

「覚えてもすぐ忘れる…」
「単語帳を開いても続かない…」
「結局、何をすればいいのかわからない…」

そんな方でも、今日からやり方を変えられるように、具体的にお伝えします。

単語学習を始める前に、自分の英語レベルを知っておくと、覚えるべき単語の優先順位も見えてきます。「今の自分がどのレベルにいるのか」が分かると、学習の迷いがぐっと減ります。

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社会人が英単語でつまずくのは“努力不足”ではない

英単語が覚えられないと、「自分は暗記が苦手なんだ」と思ってしまう人がいます。
でも、実際にはそうとは限りません。

社会人がつまずきやすいのは、能力の問題というより、やり方が今の生活に合っていないからです。

たとえば学生の頃は、テスト前に何十語も一気に詰め込むやり方でも、ある程度は乗り切れたかもしれません。 まとまった時間が取りやすく、生活の中心が勉強だったからです。

私もよくテスト前に「一夜漬け」をしていました。 テストを乗り切るためのその場しのぎだったので、終われば全部忘れていました。

さらに、社会人になると話は大きく変わります。

  • 仕事が終わる頃には頭が疲れている
  • 毎日同じ時間に勉強できるとは限らない
  • 英語より優先しなければいけないことが多い

決定的に違うのは、英語学習における比重が、学生の頃とは全然違っている、ということです。

この状態で、学生と同じように「1日でたくさん覚えよう」とすると、たいてい続きません。

つまり問題は、やる気がないことでも、根性が足りないことでもなく、社会人向けのやり方に切り替わっていないことなのです。

英単語は「量」ではなく「設計」で覚える

多くの人は、英単語を「一度で覚えるもの」だと思っています。 でも実際には、単語は一度で入るものではありません。

最初は見て、次に思い出して、また忘れて、もう一度戻ってきて、少しずつ定着していきます。

英単語学習を、気合いや根性に頼るものではなく、続けやすい形に組み直すということです。

だから社会人に必要なのは、「短時間で大量に覚える方法」ではなく、少ない単語に何度も戻れる仕組みなのです。 この考え方に変わるだけでも、英単語学習はかなり楽になります。

社会人の英単語学習は、この3つで回せばいい

「設計が大事」と言われても、少し抽象的に感じるかもしれません。
そこで、社会人の英単語学習をシンプルにすると、次の3つに絞れます。

1. 覚える量を少なくする

最初から多くを求めないことです。 1日10〜20語くらいで十分です。

2. 思い出す回数を増やす

ただ見るだけでなく、 「何だったっけ?」 と頭の中から引っ張り出す回数を増やします。

3. 生活の中に固定する

通勤中、昼休み、寝る前など、毎日どこで触れるかを先に決めてしまいます。

この3つを一言でまとめると、「少なく覚えて、何度も思い出し、生活に埋め込む」です。

英単語は、勢いで覚えるものではありません。 生活の中に静かに組み込んだ人の方が、最後は強いです。

忙しい社会人でも覚えやすくなる、英単語の覚え方5つのコツ

1. 1日10〜20語で止める

まず大切なのは、やりすぎないことです。

英語を頑張ろうと思った日に、30語、50語、100語と増やしたくなる気持ちはよくわかります。
でも、そのやり方は最初だけ勢いが出ても、長くは続きません。 これは断言できます。

社会人の英単語学習は、短距離走ではなく、完全に長距離走です。

だからこそ、「今日は10語だけ」と決めた方が、結果的に先へ進めます。 最初から飛ばしすぎると、誰しもが息切れしてしまって、続けていくのがしんどくなっていきます。

ですが、10語〜20語程度なら、通勤前でも見られます。 20語は最大でも、ということなので、10語でも大丈夫。 昼休みにも、思い出せます。 夜にも、もう一度戻れます。

今日はちょっとしんどいな、という時に、量を減らすのは甘えではありません。
復習できる量に抑えることが、社会人にはむしろ正解です。

2. 「見る」だけで終わらず、思い出す

英単語学習で一番多い勘違いは、「何回も見たから覚えられるはず」と思ってしまうことです。

もちろん、最初に見ることは必要です。
でも、記憶に残りやすくなるのは、見た回数そのものより、思い出そうとした回数です。

これは記憶研究でも裏付けられていて、「思い出そうとすること」自体が記憶を強くすると分かっています。 単語帳を眺めるより、意味を隠して思い出す方が効果的、というのはそういうことなんです。

たとえば朝に10語見たら、その日の通勤中や移動中に、意味を隠して思い出してみてください。

  • この単語、どういう意味だったっけ?
  • 日本語を見て、英語は何だったっけ?
  • 例文の中で、どう使われていたっけ?

うまく思い出せなくても問題ありません。むしろ、その“引っかかり”が記憶を強くします。 むしろ、少し詰まるくらいの方が、記憶には残りやすくなります。

ちなみに私は、なかなか覚えられない自分に腹が立ってきて、そっから徐々に頭に入ってくるタイプです。

単語帳を眺めるだけで満足するのではなく、頭の中から引っ張り出す練習に変えていきましょう。 それから、発音も同時におこなっていくと、頭に残る印象もさらに色濃くなりますよ。

3. 単語学習の時間を「やる気任せ」にしない

社会人が英語学習を止めてしまう一番の原因は、忙しさそのものより、勉強するタイミングが毎回バラバラなことです。

「夜にやろう」 と思っていても、残業した日、疲れた日、予定が入った日は崩れます。
そのたびに止まり、またやり直しになると、英単語学習はどんどん重くなります。

だからおすすめなのは、最初から時間を固定してしまうことです。

  • 朝のコーヒーを飲む前に3分
  • 通勤電車で5分
  • 昼休みに5語だけ確認
  • 寝る前にその日見た単語をもう一度だけ見る

大事なのは、長さではありません。 「どこでやるか」が決まっていることです。 意志が強い人が続くのではなく、戻る場所がある人が続きます。

4. 単語は「使う前提」で覚える

単語だけを孤立して覚えようとすると、記憶に残りにくくなります。

たとえば “improve” を覚えるなら、「改善する」という日本語だけで止めずに、
I want to improve my English. のように、実際に使う形で触れた方が定着しやすくなります。

理由はシンプルです。 言葉は、本来「使うためのもの」だからです。

特に社会人の場合、英単語を試験のためだけでなく、仕事や英会話、学び直しのために覚えたい人も多いはずです。 であれば、最初から「使うかたち」で入れた方が、あとで活きます。

おすすめなのは、次の3つです。

  • 例文ごと覚える
  • 自分のことに置き換える
  • 声に出して読む

単語を「情報」として見るのではなく、自分の口から出る言葉に近づけることが大切です。

新しく覚えた単語2つ3つを含めて例文を作っておくと、効率よく覚えられます。実際、私の生徒さんたちにも、単語は単体で覚えるのではなく、文章で覚えた方が絶対効率いいよ〜!と伝えています。

例えば、覚える例文をさらに印象深くするために、文に登場する人物を、身近な人に置き換えたりすると、楽しく覚えられます。 ぜひお試しください!

5. 忘れることを前提にする

英単語学習が苦しくなる人は、真面目な人が多いです。

一度覚えた単語を忘れると、「自分は向いていない」と感じてしまう。 でも、人間、忘れるのは普通です。

むしろ、忘れることを前提にしていないと、英単語学習は続きません。

大事なのは、忘れないことではなく、忘れても戻れることです。

昨日覚えた単語を今日忘れていても大丈夫。 また見ればいい。 そして、また思い出せばいい。

この気持ちで進めた方が、結果的に長く続き、定着もしやすくなります。

英単語学習は、一発で決める勝負ではありません。 何度も戻りながら、少しずつ自分の中に残していく作業です。 英語学習継続の極意は、頑張り過ぎず、焦らず、コツコツ練習する、が最重要となります。

社会人がやりがちな、覚えにくくなる勉強法

ここまで読んで、「やることはわかった」と感じた方もいると思います。
ただ、その前に一つ確認しておきたいことがあります。

それは、頑張っているのに結果が出にくい人には、共通するパターンがあるということです。

1. 最初から量で押そうとする

たくさん覚えた方が早く伸びそうに見えますが、復習しきれなければ定着しません。
社会人に必要なのは、一気に進むことではなく、戻りながら進めることです。

2. 書くだけで終わっている

書くこと自体が悪いわけではありません。 ただ、手を動かしただけで「勉強した気分」になってしまうと危険です。 ①意味を隠して思い出す→ ②口に出す→ ③例文で使う、といった動きまで入って初めて定着につながります。

3. 完璧に覚えてから次へ進もうとする

この考え方は、一見丁寧ですが、実際には前に進めなくなりがちです。
英単語は、7割くらいの理解でも先へ進みながら、あとで何度も戻る方が現実的です。

英単語に限らず、英語学習を継続していくためには、7割くらいがちょうどいいのだと思います。

4. 気分でやる時間を決めている

「今日はやる」「今日は疲れたからやめる」を繰り返すと、学習が生活の中に定着しません。
やる気ではなく、場所とタイミングで回すことが大切です。

社会人向けの英単語ルーティンは、このくらいでいい

社会人女性が、夜寝る前に英単語を覚えているイメージ画像

ここまでの話を、実際の1日の流れに落とすと、こんな形になります。

朝または通勤時間:新しい単語を10語見る

ここでは覚え切ろうとしなくて大丈夫。 まずはその日の単語と顔合わせをするイメージです。

昼休みや移動時間:意味を隠して思い出す

朝見た10語を、見ないで思い出します。 30秒〜1分でも十分です。

夜:もう一度だけ確認する

思い出せなかったものを軽く見直します。 全部完璧でなくても、その日にもう一度触れられればOKです。

翌日は、新しい10語を見つつ、前日の単語にも少しだけ戻ります。

このくらいの設計でしたら、毎日忙しい社会人でも回しやすくなります。

わかっていても続かないのが、社会人です

ここまで読んで、「やることはシンプルだな」と感じた方もいると思います。

実際、その通りです。 英単語学習に必要なことは、本来そこまで複雑ではありません。

ただし、問題は別のところにあります。

正しいやり方を知っていても、それを続けるのが難しいのが社会人です。

忙しい日はあります。 仕事で頭がいっぱいになる日もあります。
勉強しようと思っていたのに、そのまま一日が終わることもあります。

そして多くの場合、やり方が悪いのではなく、一人で回し続ける仕組みがないことが原因です。

つまり社会人に必要なのは、「もっと頑張ること」ではなく、続けやすい環境を持つことです。

一人で続けにくい人は、“仕組み”を使って覚えた方が早い

ここまで読んで、自分がどのタイプかで選ぶのが一番失敗しません。 もし自分でコツコツ続けられそうなら、ここまで紹介したやり方をそのまま回していけば大丈夫です。

ただ、次のように感じる人は、最初から仕組みを使った方が楽なこともあります。

  • どうしても、一人だと止まりやすい
  • 結局、何からやればいいか毎回迷う
  • 思い出すきっかけを、なかなか自分では作れない
  • ゆくゆくは、単語だけでなく英語全体の流れも整えたい

そんな人向けに、私から、役割の違う選択肢をお伝えしておきます。

話しながら覚えたい人へ

単語は、見て終わるよりも、口から出した方が定着しやすくなります。 結局、使うのは、会話ですからね。
「覚える」と「話す」を切り離さずに進めたい人には、発話しながら英語に触れられるアプリの方が合うことがあります。 一人で黙って単語帳を眺めるより、英語を口から出す流れを作りたい人は、こういうタイプのサービスの方が続きやすいです。

“思い出す”を自分で作れない人は、こういう環境を使った方が早いです。

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一人だと止まりやすい人へ

英単語学習は、やり方そのものより、続けることの方が難しい場面があります。
「やる気がある日だけ進む」状態から抜けたいなら、習慣化を助けてくれる仕組みを使うのも一つの方法です。 完璧にやろうとして止まるより、触れる回数を増やせる環境を選んだ方が、社会人には現実的です。

続かない原因が“習慣化できていないこと”なら、このタイプの方が相性がいいです。

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順番から整えて学びたい人へ

ここまで紹介してきた方法はシンプルですが、ある程度「自分で回す力」が必要です。
もし、何から手をつけるべきか迷うなら、最初から学習の流れが用意されているアプリを使う方が早いこともあります。 通勤中や移動中など、スキマ時間にそのまま学習を進められるのも利点です。

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ここまで3つのアプリをご紹介してきましたが、「他のアプリとも比較してから決めたい」という方もいらっしゃると思います。 そんな方は、目的別にアプリを整理したこちらの記事が参考になります。

英語学習アプリおすすめ6選

まとめ|社会人の英単語学習は、「頑張り方」で差がつく

寝る前に、AIアプリを活用して英会話の練習をしている女性のイメージ画像

社会人が英単語を覚えにくいのは、能力が低いからではありません。
学生と同じやり方を、そのまま続けてしまっていることが大きな原因です。

大事なのは、たくさんやることではなく、続けられる形に変えることです。

  • 1日10〜20語に絞る
  • 見るだけでなく、思い出す
  • 生活の中に固定する
  • 使う前提で覚える
  • 忘れることを前提にする

この形に変えるだけでも、英単語学習はかなり現実的になります。

そして、もし一人で続けるのが難しいなら、仕組みを使うことは決して逃げではありません。
むしろ忙しい社会人ほど、そういう環境を上手に使った方が前に進みやすくなると思います。

英単語は、気合いで一気に制圧するものではありません。 生活の中で何度も出会い直して、自分の中に残していくものです。

まずは今日、10語だけ。 量ではなく、やり方から変えてみてください!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

江戸庶民
hokusai-1031
hokusai-1031
この記事の筆者

子供から大人まで幅広い年齢層と学習目的の多様化にお応えしながら、これまで20年間で100人以上の生徒さんにマンツーマンオンライン英会話レッスンを実施。

「江戸庶民」という名前には、豊かさは必ずしも便利さやお金の量だけではない、という想いを込めています。今あるものを大切にしながら暮らしていた、江戸時代の庶民たちの心意気のように。

大きな変化を求めなくても、今日のひとことから世界は動き出します。
英語もまた、日々の小さな積み重ねが世界を豊かに広げてくれるものだと考えています。

現在も英会話講師として、オンラインスクール 「Coogee English online」
(クージー・イングリッシュ・オンライン)を運営しております。
小さな積み重ねを大切にしながら、一人一人の生徒さんに寄り添うレッスンを展開中です。
詳しいプロフィールはこちら
【江戸庶民】運営者プロフィールページ
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